ジュエリーと経済

ジュエリーと経済
宝飾品の鋳造を主として、商売をしている会社になりますので、
貴金属ジュエリー関係の全体的な売り上げが落ち込めば、
影響を受ける。

時代と共に思考も変わり、方向性が変わって来ます。
今はそうだけど・・・この先は分からないがホンネ。
大まかな自分の哲学は何か?分かっていれば
この先どのように動けばよいのか?
少し方向性が見えて来るものなのです。

それぞれに発生するジレンマの改善策を考えることが
何か新しい発想が芽生えてくる気がします。

株式会社矢野経済研究所から配信されている
宝飾品(ジュエリー)市場に関する調査を実施(2018年) ←読んでみました。
PDFファイルで全文が読めます。↑
2020年の国内宝飾品(ジュエリー)小売市場規模は、1兆17億円と予測されている。

どうかな?・・・
9,468億円から1兆超え?オリンピック開催でインバウンド需要が期待されている。
オリンピックが終われば、また下落。
国内需要は、期待できない少子高齢化社会に進んでいる為、
さらに下降へ向かうと思うのですが、宝飾業界は、先行き不安が本音です。

欲望の経済、欲するのはお金
お金を増やす為に、お金を利用する金利システムだけで成長を促している現状。
人気のある商品は、すぐにクローン化され、価格が暴落し平均・スタンダードになる。
(この前点でスーパーブランドは、制作をやめる)
日本人は、ソメイヨシノ桜と同じように、クローンが好きですからね。

進むべき道は?GAFA に管理されない、隙間を狙います!
検索・通信・情報広告・販売 そこから離れなければ、先行き不透明。
競争のない世界、指示・命令が待っています。利用しなければ崩壊。
Facebook による Instagram の M&A 既に始まっています。

欲望の自由経済
メルカリと動画配信サービスで、商売形態もガラリと変わり
閉鎖に追い込まれる企業形態もあります。
アマゾン・楽天は、商品価格を決めることが可能になり、
経済を管理出来るようになるかも知れません。

販売会社の提示した金額では売れません!
-データ価格-こちらに変更して下さいませ・・などと。
(膨大な顧客情報があるから強いのです)

小売業は、流通インフラが整っていない地域は生き残るとして、
やがて・・・代わり行く商売ですね。

さて、弊社はどのような道を進んで行くのでしょうか。
幸い、小さな会社なので隙間にハマりやすい特性があります。
大きくならず、小さくもならず。
小さなアンテナを張り巡らせ穏やかに。

弊社の強みは、ありません。真面目に取り組むだけ。

大海を知らず
大海に繋がるパズルを見つけることが出来れば、良いのではないでしょうか。
パズルを持っていても、大海に繋げることが出来ない人材も多いものです。
武器があっても、船出できない船頭は航海術を知らない。
大きな企業であっても、それこそホント ‘井の中の蛙’ だと思います。

マクロな世界を~このようにマクロム。

注釈:GAFA(ガーファ)アメリカ合衆国における
Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.
4つの主要IT企業の頭文字を取って総称する呼称である。

*社会の中は、個別に別々な考え方があることが前提で
自分はどのような思想に充てハマるのか?考えてみる。

多くの企業がリバタリアンに属し、社内で不正が発覚すると
リベラルを取り入れ、社会の風潮を察知して
コミュニタリアニズムとも同調させ、多くのジレンマを抱える。

どの思想でもずる賢い者は、その場に応じてスタイルを変え
道徳心を盾に、正義として権力を行使する。
それが現実なだけに、理解しておくと一歩離れた傍観者でいられる。

議論は必要で、時代の流れに応じ柔軟にジレンマの対策を
考えることが大切な気がします。

ジュエリーと経済 其の2

ジュエリーと経済 其の3

 

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