ジュエリーと経済 其の3

ジュエリーと経済 其の3

弊社ホームページ内で、“ジュエリーと経済” 意外と人気なコラムになっています。
取引先のお客様は、貴金属企業だけでなくいろんな分野から受注を頂いているおかげで、
“前のめり” にならずに保てている。
それは、他方面からの窓口が広いからかも知れません。

貴金属相場は、高騰し続けています。多少の乱高下はありますが、
金・銀・プラチナ価格は、ともに上昇トレンドに乗っています。

コロナ渦において不景気経済に入っている中、貴金属ジュエリーは必要とされない商品でもあります。
特に巣ごもり外出しない傾向、ジュエリー製品を身に付けないジャージ姿でOKです。

金融バブル
貴金属相場が上昇すれば、ジュエリー製品販売は、落ちていく傾向で不透明。

鋳造製品の受注状況は、製品価格の安価なステンレスの受注は増えてはなく横這い、
K10系・シルバー系は、減少傾向
K18系・プラチナ系が増加傾向

高価格帯の製品が伸びています。どこのセクターが購入しているのでしょうか?
売り上げ全体としては、減少傾向なのですが、金種の転換期になっています。
何事にも初動の動きは、予測して対応策を考えておくと良い気がします。

ジュエリー系と異なる企業様の受注は、
時代に合わせた開発部品を始めチャレンジ製品が増加していますが、
既存製品は横這い。

動向の分析
金融バブル時代、貴金属価格は、1g=金1,000円前後、銀30円前後、プラチナ2,500円前後と低い水準でした。

その頃、大きな石が付いたジュエリー全盛期、スーパーブランドジュエリーが飛ぶように売れた時代。
その当時のステータスは、大きな石とゴツイ金属キラキラ・ミラーボール。
マハラジャ・お立ち台。

現在に通用するとは思えませんが、高品位貴金属の繊細なデザインならトレンドに合いそうです。

現在は、巣ごもり時代のさなか、金融バブルに入った状況
ジュエリーの需要は、高価格帯のトレンドに乗っているはずです。
特殊なバブル時代に突入しています。

動いているジュエリー市場を見つけました。
バブル期に購入されていた中古ジュエリー市場です。
貴金属買い取り業者と組んで、アイスバーグっぽい動きが見られます。
一般には知られない市場だと思います。

バブリーだった市場製品
1980年~1990年代、現在年齢45~60歳世代の方々が
購入・プレゼントされた商品に人気が集まっています。
商品そのもの品質が高く良い製品がたくさんあります。

それに釣られて~
K18製品・Pt900・Pt950素材の新製品の需要が伸びているのだと理解出来ました。

安価なアクセサリー製品は、真鍮・スズ合金にメッキで充分だと、
若い世代は割り切っている。
(ジェルネイルの登場で、身に付ける意味に変化が出ています)
ジュエリー製品はやはりK18・Pt900・Pt950だと認識されています。

中古ジュエリー市場も貴金属K18・Pt900・Pt950製品はであれば、海外市場でも販売が可能で、
海外市場は、中国・インドに流れています。
(海外市場では、K10製品は、人気が有りません)

確かに、人口の多い中国市場は、開拓の余地はありそうです。
これから先、人口の増える国は、インド市場。

一人っ子政策で若い世代が少なくなる一方の中国市場より、
若い世代が爆発的に多いインド市場を頭の中に加えておく必要があります。
十年一昔、時代の流れは加速しています。

インドの山奥修行も終わり、世界経済の主役になる予定です。
Maharajaの時代は、10年以内に始まる。予測されているでしょうか?

そのような流れをふまえてK18・Pt950製品の見直しをしてみるのも良い気がします。

鋳造企業は廃業へ
同業者の鋳造・キャスト企業様も変化が現れてきました。

昔ながらの老舗鋳造会社の経営者は高齢者が多い為、コロナ渦で戦って行くより、
黒字の状態で廃業した方が良いと選択され廃業・解散された企業が増えました。
企業が減少した分、残った企業に仕事が増えるか?というと増えていません。

全体的に冷え込んでいる状況です。
早めに廃業を選択された企業様、良い選択だったかも知れません。
飲食業の方々は、厳しい状況だと察します。

同等に、ジュエリー業界も同じ状況です。
日本国内だけの販売網だけではなく、特にジュエリー製品の製造技術、
手作りで高品質製品を海外市場への輸出を検討することで、
次へのステップに繋がる気がします。国を挙げて推進する産業ではないので、
市場の大きな海外へ輸出する選択が残っています。

生きて行く上で必要とされないジュエリー製品。
深く考えて行動へ移す時期に入っている予感がします。

Maharaja が復活して再び、世の女王様がお立ち台に立てる日を願っています。

上記内容は、あくまでも個人的な意見なので、ご参考の片隅にして下さい。

関連記事

ジュエリーと経済 其の1

ジュエリーと経済 其の2

 

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